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このあたりが龍ともこにとって一番難しいところだった。
大人になった今では、「あの小学生の頃の大天才山ザルのまま生き抜けば面白かったのに!」と思うけど、そうはいかない。
人並みに同級生の男子に片思いをしてみちゃったり。なんとかして可愛くなりたいなーとか思っちゃったり。思うがままに爆進したい気持ちと思春期キャンペーンが自分の中でない交ぜになり、ややこしい心持ちの6年間だった。【写真①】
生い立ち~中高生編〜
ryo special
中学校は1学年12クラス。全校生徒1500人の超マンモス校。日本一頭の良い子から、廊下でバイクを走らせるヤンキーまで、人間図鑑のようにスバラシク幅広い人々と接する。
とりあえず強くないと、日々闘えない気がしたので剣道部に入部。声のでかさと垂れに書かれた「龍」の名前で相手をビビらせるが、残念ながら活躍はそこまで。動体視力が悪すぎた(笑)。【写真②】
練習後の武道場で毎日遊んでた剣道部女子のみんなとは今も仲良し。試合帰りに笑いすぎて足元がふらつき、防具の重みで下の田んぼに転がり落ちたこともある。「龍ちゃんが笑いながら消えた!」ってみんなびっくり。
よく笑い、よく泣き、筋の通らないことには食って掛かり、よく傷つき、時に有頂天にもなり、折って折られて忙しい、そんな中学時代だった。でも、理想的な中学時代の過ごし方だった気がする。
さて高校。
何も考えずに進んだ公立高校が、行ってみればいわゆる「ええ高校」で、環境の変化に慣れるのに時間がかかったけど、ちょっと面白い友人ができて、初めてバンドを組んだ。ワタシの担当はベース。【写真③】
ブルーハーツのコピーとかやってたけど、自分のベースがヒドすぎて、怖くてその頃の音源を聴くことすらできない・・・。さぞかし歌いにくかったやろう〜。ごめんなボーカルのマキちゃん!
高3の時、大きな転機が訪れる。
大阪にできる大手劇団の募集広告を発見し、人生で初めて【オーディション】を受けることに。会場には母がついてきてくれて、私より緊張して待ってくれてたなあ。
無事合格して、週2回、大阪でのレッスンに通いはじめる。教わること全てが宝物で、楽しくて楽しくて仕方なく、必然的に受験勉強がおろそかになり、大学受験全滅。
一応、進学校だったので、大学や短大に行かない生徒はほとんどおらず、進路相談で「役者になりたいので、高校卒業したら上京いたします」と言ったら、
「おお・・・ようわからんけど、がんばれや」と言われた(笑)。
高校卒業後、東京の演劇の専門学校へ。【写真④】
こうして、龍ともこは芸能の仕事への道を歩きはじめたのでありました。
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両親にはえらく心配をかけた(いや、かけ続けてる)と思うけど、そっと、ずっと背中を押し続けてくれているのを感じる。よって、私の人生の目標の一つに【親より先に死なない】というのもあったりして。なかなか親孝行できずにいる私の、せめてもの目標。でも親孝行、したいんやで!するで!!
ここから先の龍ともこの人生がどうなったかは[WORKS]でご覧ください☆
これからも精進いたしますので、どうぞ応援よろしくお願い申し上げます!
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